この記事を読まれている方は、老後に備えて個人年金保険に加入を検討されているのではないでしょうか。
しかし、個人年金について調べているうちに、低解約型終身保険で老後に備えることも出来ると知り情報を集めていることと思います。
記事内では、低解約型終身保険のメリットとデメリットについてご紹介していますので、参考にしてください。
個人年金保険とは
個人年金保険とは、毎月保険料を保険契約時に決めた年齢まで積み立てていき、決めた年齢になった際そこから一定期間あるいは生涯にわたって年金という形で給付金を受け取れる保険のことです。
定年退職をしてから、65歳の公的年金受給年齢までの繋ぎとして利用される方や、老後の生活をより豊かに過ごすことを目的に加入される方が多い保険商品です。
元本割れがない確定型年金や、将来受け取れる年金が決まっておらず元本割れリスクの高い変額年金といった複数の種類があり、ライフスタイルやニーズに応じて選ぶことが可能です。
個人年金保険の年代別加入率
生命保険文化センターが平成30年度に調査公開した、生命保険に関する全国実態調査に記載の個人年金保険の年齢別加入率をご紹介します。
年代 | 加入率 |
20代 | 15.3% |
30代 | 19.3% |
40代 | 25.5% |
50代 | 30.2% |
出典:生命保険文化センター
老後資金の準備には低解約型終身保険という考え方も
老後資金の準備の手段として、個人年金保険以外に、安定して積立ができる低解約返戻金型終身保険も選択肢のひとつです。
運用によるお金の増減がない低解約返戻金型終身保険は、将来受け取れる金額が決まっていますので、途中で解約をしなければ安定して老後資金を積立ることができます。
低解約返戻金型終身保険のメリット
低解約返戻金型終身保険のメリットをご紹介します。
一生涯保証を受けながら老後資金を貯められる
個人年金保険は、老後に備えて貯蓄をしていくだけで、保証がなにもつきませんが、低解約返戻金型終身保険に加入していれば、保険に加入している限り一生涯の死亡保証を受けることが可能です。
老後の資産形成として、保険料払込期間満了のタイミングを変更することで、解約返戻金を老後資金に活用する方も増えています。
低解約返戻金型終身保険のデメリット
低解約返戻金型終身保険のデメリットをご紹介します。
途中解約すると損をする
低解約返戻金型終身保険のデメリットは、保険料の払込期間終了前に保険契約を途中解約すると損をするということです。
契約年数にもよりますが解約返戻金は約70%程度に減らされてしまう可能性がありますのでご注意ください。
一時的にまとまったお金が必要になった際は、契約者貸付制度を利用することも可能ですが、保険契約をする際に保険料払込期間を短く設定したり、保険料を無理なく払い続けられる金額に設定することをオススメします。
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