自転車保険

自転車保険はコンビニで簡単に入れる!大手3社を徹底比較

自転車保険 コンビニ

自転車保険をどこで加入したらよいか迷われていませんか?

そんな時に便利なのが、皆さんもよく行くであろう「コンビニ」で取り扱っている自転車保険はいかがでしょうか。

しかし、どんな補償内容なのか、いくらぐらいの保険料なのか気になりますよね。

ここでは、コンビニで取り扱う自転車保険について詳しくご紹介いたします。

自転車保険の必要性

自転車保険の必要性

自転車保険は必要なのでしょうか?

2008年に神戸市北区の住宅街の坂道で起きた自転車事故があります。

当時小学5年生だった少年は帰宅途中に、ライトを点灯しマウンテンバイクで坂を下っていたが、知人と散歩していた女性に気づかずに正面衝突してしまい、女性は頭蓋骨骨折、意識不明の重体。

5年後の2013年に裁判で男児の保護者に対して9,520万円もの判決が言い渡されてしまいました。

自転車は、小さなお子さんから年配の方まで幅広い年代の方が身近で利用する乗り物ですので、誰でも事故を起こす可能性があると言えます。

「加害者の保護」と「被害者の経済的負担軽減」の観点から、自転車保険への加入を条例で義務付ける自治体も増えてきています。

高額な賠償はもちろん、ご自身のケガに対しての補償のためにも、自転車保険は必要だと言えるでしょう。

自転車保険の補償内容

自転車保険はどんな補償があるのかお分かりでしょうか。

一般的に自転車保険は大きく分けて以下の2つの補償があります。

  • 自分のケガの補償
  • 相手のケガや物の破壊への補償

上記以外にも自転車保険には考えられる補償がありますのでご覧ください。

被害者に対しての補償

自転車保険の補償で大事なのが、事故の被害者に対しての補償です。

とくに死亡してしまった場合には高額な支払いとなるケースが多いです。

基本的には「個人賠償責任補償」が付帯されていると思いますので、自転車保険に加入する際は、1億~ 2億円の補償がついているかを確認しましょう。

自分の怪我に対しての補償

自転車保険では、自分が負ったケガに対しても補償があります。

自転車事故により、入院または手術が必要になった際に、入院給付金や手術給付金を受け取ることができます。

示談交渉代行

示談交渉代行は、自転車事故での示談交渉を保険会社が代行してくれるサービスです。

被害者と加害者双方だけの示談では、被害者の方が感情的になってしまい話し合いがまとまらない事がよくあります。

一人でやるにはリスクの高い示談交渉を、保険会社が代行して交渉をしてくれるのであれば安心ですね。

弁護士費用

「歩いている最中に自転車にぶつかりケガをした」といった「もらい事故」と言われる自転車事故では、保険会社が示談交渉できず、ご自分で示談交渉をするしかありません。

そのような場合、示談交渉を弁護士に依頼すれば、交渉もスムーズにいくでしょう。

弁護士費用は高いだろうと思われるかもしれませんが、そんな弁護士費用を補償してくれる特約です。

ロードサービス

ロードサービスは、車をお持ちの方はピンとくるかもしれませんが、自転車でもあります。

自宅から遠く離れた場所の事故で自転車が壊れた場合、自転車を自宅や修理店に搬送してくれるサービスのことです。

街乗りの方より、ロードバイクに乗られている方が、輪行やツーリングで郊外にでかけた際に、事故はもちろん、チェーンが切れた等のトラブルで自転車に乗れなくなった際に活躍するのがロードサービスですが、最近は電動アシスト自転車の普及に伴いバッテリー切れでも使われる方も増えつつあります。

自転車盗難

「自宅に保管していたロードバイクが盗まれた場合」や、「ツーリング中に駐車場に停めておいたロードバイクが盗まれた場合」など、せっかく購入した愛車が盗難に遭ってしまった場合に、保険金を受け取ることができる特約になります。

自転車保険をコンビニで加入する場合のデメリット

24時間いつでも自転車保険に加入できるのがコンビニのメリットですが、デメリットはあるのでしょうか?

コンビニで自転車保険に加入する場合に考えられるデメリットは以下になります。

  • クレジットカード決済は出来ない
  • 病院に通院した場合の補償はない
  • 弁護士費用の補償はない
  • ロードサービスは対応不可
  • 自転車の盗難による補償はない

セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンと自転車保険を取り扱っているコンビニ3社を確認したところ、上記に関しては対応していません。

支払いはクレジットカードで行っている方も多いと思いますが、コンビニの自転車保険の支払いは現金となりますので注意ください。

ただし、セブンイレブンの場合は「nanaco」が使用可能です。(ポイントは付与されません)

ローソンは「ローソン@ほけんセレクト」というインターネットで完結する方法であれば、クレジットカードで対応可能となります。

自転車保険を大手コンビニ別にご紹介

自転車保険の特徴、補償内容などをコンビニ別にご紹介いたしますので、ご覧ください。

セブンイレブン

セブンイレブンで入る自転車保険

出典:https://ehokenstore.com/jitensya#sc_this_05

全国に20,955店舗と業界1位の店舗数を誇るのが「セブンイレブン」になります。

セブンイレブンの自転車保険で最大の特徴は「自分や家族が死亡または後遺障害を負った場合の保険金が高額」と言うことです。

保険の詳細は以下になります。(※年間保険料は年払いを記載)

補償内容 補償金額
個人賠償責任 最高3憶円
死亡・後遺障害 290万円
入院保険金日額 4,000円
手術保険金 入院中 40,000円
手術保険金 入院中以外 20,000円
示談交渉サービス あり
年間保険料(本人型) 3,990円
年間保険料(夫婦型) 5,230円
年間保険料(家族型) 7,210円

ファミリーマート

ファミリーマートの自転車保険

出典:https://www.family.co.jp/services/other/assurance/important.html

全国に16,552店舗と業界2位の店舗数を誇るのが「ファミリーマート」になります。

ファミリーマートの自転車保険で最大の特徴は「1契約で本人以外の家族も補償対象となる」ことで、本人だけ加入とか家族で加入といったプランがありませんから保険料は分かりやすいです。

保険の詳細は以下になります。(※年間保険料は年払いを記載)

補償内容 補償金額
個人賠償責任 3億円
死亡・後遺障害 107万円
入院保険金日額 4,500円
手術保険金 入院中 45,000円
手術保険金 入院中以外 22,500円
示談交渉サービス あり
年間保険料 2,980円

ローソン

ローソンの自転車保険

出典:https://www.lawson.co.jp/service/hoken_s/hoken_bicycle/

全国に14,659店舗と業界3位の店舗数を誇る「ローソン」になります。

「お手軽プラン」と「充実プラン」の2種類のプランから選択をすることになりますが、違いは補償される金額になります。

ローソン自転車保険の最大の特徴は「個人賠償責任補償が無制限」であることです。

保険の詳細は以下になります。(※年間保険料は年払いを記載)

補償内容 お手軽プラン 充実プラン
個人賠償責任 無制限 無制限
死亡・後遺障害 100万円 400万円
入院保険金日額 1,500円 4,000円
手術保険金 入院中 15,000円 40,000円
手術保険金 入院中以外 7,500円 20,000円
示談交渉サービス あり あり
年間保険料(本人型) 2,820円 4,770円
年間保険料(夫婦型) 3,340円 6,580円
年間保険料(家族型) 4,160円 9,410円

コンビニ3社の自転車保険比較

それでは、コンビニ3社の自転車保険補償内容を比較してみましたので、ご覧ください。

※年間保険料は年払いを記載
※ローソン自転車はお手軽プランを選択

補償内容 セブンイレブン ファミリーマート ローソン
個人賠償責任 3億円 3億円 無制限
死亡・後遺障害 290万円 107万円 100万円
入院保険金日額 4,000円 4,500円 1,500円
手術保険金 入院中 40,000円 45,000円 15,000円
手術保険金 入院中以外 20,000円 22,500円 7,500円
示談交渉サービス あり あり あり
年間保険料(本人型) 3,990円 2,980円 2,820円
年間保険料(夫婦型) 5,230円 3,340円
年間保険料(家族型) 7,210円 4,160円

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